住宅ローン減税とは、住宅の取得を支援し、その促進を図るため、住宅及びその敷地となる土地の取得に係る住宅ローンの残高の0.7%を毎年の所得税から最大で13年間控除する制度(所得税から控除しきれない場合は、翌年の住民税から一部控除する)
令和6年改正ポイント
借入限度額について、令和4・5年入居の場合のこれまでの水準を維持
- 認定住宅(長期優良住宅):5,000万円
- ZEH(ゼッチ)水準省エネ住宅:4,500万円
- 省エネ基準適合住宅:4,000万円
- その他の住宅:なし
新築住宅の床面積要件を40㎡以上に緩和する措置(合計所得金額1,000万円以上の年分に限る)
※2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅の場合、省エネ基準を満たす住宅でない場合は、住宅ローン減税を受けられません。
参考:国土交通省ホームページ
長期優良住宅とは
- 長期に渡って使用するための構造や設備が備わっていること
- 維持保全の期間や方法があること
- 住居環境の配慮があること
- 一定面積以上の住居面積があること
など、いくつかの要件があります。
ZEH(ゼッチ)水準省エネ住宅とは
- 断熱性能の高い住宅:外皮(壁、屋根、窓等)の断熱性能が高い
- 省エネ性能の高い住宅:気密性が高い、省エネ性能の高い設備の導入
- 創エネ住宅:太陽光発電等の設置
上記の3つを踏まえ、エネルギーを自ら創出することにより、消費エネルギーを限りなくゼロにする住宅
ZEH水準省エネ住宅に当てはまる場合、補助金を受けられる場合がありますので、住宅会社へご確認ください。
※ZEHについては詳しくはこちら(国土交通省ホームページ)
このように、住宅の性能によって住宅ローン減税の対象となる借入限度額が違います。
住宅会社選定の際、担当者の方から説明はあるかと思いますが、説明がない場合は一度確認してみてください。

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