収入保障保険の選び方
生命保険には、大きく分けて3つあります。
- 収入保障保険 (掛捨て型)
- 定期保険 (掛捨て型)
- 終身保険、養老保険 (貯蓄型)
中でも今回は比較的保険料の安い収入保障保険の選び方についてご紹介します。
収入保障保険とは
万一の時の死亡保険金を一時金ではなく年金形式として分割で受け取るタイプの生命保険。
受け取れる保険金の総額は年齢と共に減少する。
保険金額が年々減少していくため保険料は割安になる
収入保障保険の選び方
保障金額を決める
保障金額の決め方
生活費、貯金 - 遺族年金、配偶者の収入 = 収入保障でカバーする金額
保険期間を決める
保険期間の決め方は家計の状況を判断して決めていく必要があります
例えば、
- 60歳もしくは65歳まで 退職年齢にあわせる(年齢で区切る)
- 子供が独立するまで 子どもが独立するまでは生活費が多くなるのでその間
収入保障保険の注意点
- 一時金として受け取る場合は、年金形式で受け取るよりも金額が少なくなる
- 掛け捨てのため解約返戻金や満期保険金はない
- 月々の生活資金として受け取るため、まとまった支出の備えとしては不十分(貯蓄や他の保険との組み合わせも検討する必要がある)
まとめ
子どもが小さいうちは、将来に向けて生活費を多く必要としますが、子供の成長と共に必要額は年々減ってきます。それとともに保険での保障額も
年々減少し、その分保険料も安くなっている合理的な保険と言えます。
保険料の負担を感じる人や、子どもが小さいうちはしっかりと保障を得たいという人、または自営業やフリーランスの方には向いている保険です
しかし、合理的な保険ではありますが、大学費用などのように金額が大きくなる費用の備えとしては不十分なところもあります。
そのような場合に備えたい場合は、計画に貯蓄することや学資保険、定期保険など他の保険との組み合わせも検討する必要もあります。
しっかりと家計状況を確認しながら、ご家庭に適した保障額、保険期間を設定することが大事になります。

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